BAL株式会社|運動指導者の「次」を創る
メガネ→小林製薬→解剖実習
2024/06/23
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こちらの文章はBAL代表のミナミが毎日送らせて頂いている
メルマガより配信したものを転載しております
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https://minami-mail.hp.peraichi.com
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こんにちは、ミナミです
さて、僕は本日カンボジアでやるべき仕事をこなしてから
夜に香港に向かうわけですけども
唐突なんですけど、皆さん
「メガネクリーナーふきふき」
という商品、ご存じですか??
いや、なんでこの話題を取り上げてるかっていうと
以前から思っていたことが、今回「確信」に変わりまして
この商品、どうやら世界中に愛用者がいるなと
そもそもメガネをかけてない人だと
使ったことすらないかもしれないんですけど
周りを見てみると、これ、結構使ってる人多いんですよね
日本で僕の身近で言うと
例えば、BALで栄養学の講義をしてくれている
野田貴志なんかも、この商品の愛用者で
事あるごとに「メガネクリーナーふきふき」で眼鏡を拭いてるイメージが
僕にはありますけども
僕なんかも眼鏡はもはや身体の一部じゃないかというくらいに
アイウェアの類をかけずに外に出ることはまずない
という、もはや裸で外に出るくらいのレベルなんですけども
実際、僕も日々色んな媒体で発信してますけども
僕の眼鏡を取った顔を見たことがあるという人は
ほとんどいないんじゃないかな(どうでもいい)
で、昨日も飲んでる時に
「ミナミくん、これあげるよ」
と、大量に「メガネクリーナーふきふき」をもらいまして
「そんなに汚れてるように見えるのかしら…?」
と思うほど、僕はこれをよくもらうんですけど
あまりにも世界中どこにいてももらうので
「ねえ、これわざわざ日本から取り寄せてるんですか?」
と聞いたところ
「いや、普通にスーパーに売ってるよ」
「大体アジア圏だとどこでも買えると思う」
ってゆう
え、そうなの??って思いません??
僕も海外で「メガネクリーナーふきふき」を探したことが無かったので
今まで気付かなかったんですけども
こんなに多くの国で需要があるもんなんだと素直に驚いて調べたところ
これが、結構面白かった
というか、深かった
という話を本日は一つ
僕が実は密かにベンチマークというか、参考にしている会社が
「小林製薬」っていう、多くの方がご存じでしょうけども
例えば、「アンメルツ」とか「アイボン」とか「トイレのサワデー」とか
有名な商品はごまんとありますけども
僕はこの会社の「あったらいいなを形にする」という考え方を
普段から非常に参考にさせてもらっていて
BALが出してきている商品っていうのはある意味で
僕が「こうゆう分野の学習コンテンツがあればいいのに」
と思ったものを、一つずつコンテンツ化してるところがありまして
「運動指導者のための神経学」
とか
「運動指導者のための代謝学」
とか、大体そうです
で、この「メガネクリーナーふきふき」という商品は
元々、小林製薬の現会長 小林一雅さんが
海外出張に行った際に個包装タイプのものを見つけて
それを日本に持ち帰ってきてさらに改良をして
小林製薬の商品として出したのが最初だそうなんですけど
日本に持ち帰ってきて商品化を検討した際は
実は社内では「この案件はペンディングしたい」
という結論に傾いていたみたいで
なぜなら、市場には既に液体の滴下タイプのクリーナーが存在していて
大体値段が100円くらい、しかも100回以上使える
だから一回あたりのコストが1円以下になるけども
今回の案件だと、1回30円の試算になるので
価格競争力がない、というのが大きな趣旨だったようで
これを聞いた当時の小林社長は
「何も分かっとらんなぁ~」
と、つい本音を出してしまったそうで
まず、利便性から考えたら
「これ一枚で完結する」
ということ
つまり、滴下タイプだと、液体を拭きとるティッシュや布が必要だから
その場で完結しないということで
要するに
「数字ばかりを見て、使う人の気持ちを考えてない」
ということに対して怒ったそうなんですね
この
「数字ばかりを見て、使う人の気持ちを考えてない」
っていうのは、この小林製薬に限らず
世界中どこでも発生することだと思うんですね
僕も、これは本当に注意するところなんですけども
例えば、うちの鍛冶くんが最近メルマガを送っているの
ご覧になって頂いているでしょうか??
今度4月に開催する「解剖実習」の情報を発信してるんですけど
これですね、皆さんがどう思われてるか分かりませんが
僕らの解剖実習の構成でやってると
全然リスクに見合わない、というのが実際のところで
僕がチェンマイ大学で始めたキッカケの一つは
例えば、ハワイ大学とかで解剖実習に参加しようとすると
一回で参加費だけで50万
そこに渡航費だとかホテル代を含めると結構な一財産になるじゃないですか
「いやいや、それじゃ多くの人は参加したくても参加出来ないよ」
と思ってたんですけど
これが、実際に自分でやり始めて分かったことは
「一回50万円の参加費は、ビジネスとして考えたら必要」
ということだったんですね
いや、逆も然りで 価格だけの話でいえば
僕らよりも安価に設定してる団体もあって
変な話「ただ見るだけ」なら
安くしようと思えば出来るんですよね
そこに通訳だの、会議室だの、講師を日本から呼ぶ色んなコストだの、大学への色んなオーダーだの
直接的にコストがかかるもののアサインもそうだし
開催の1ヶ月前から始まる事前勉強会も
現地でのディカッションもプレゼンも
なーんにも予定しないで、本当に「ただ見るだけ」
なら、別に全然安くてやれる
けど、僕が自分で体験したきたことがこれもやっぱり元になってて
大体普通は「教授が説明されているのを、単に見るだけ」
という解剖実習が「普通」なんですよね
別にそれで良いと言われれば、どうぞどうぞ
という話で、それだとわざわざコストと時間をかけて来る意味って
そんなにないと思うんですよね
別に、今時映像とか写真ベースでリアルに見れますし
そんなわけで、僕らはこれまでの経験も踏まえた上で
色んな改善もしてきて
「ここまでやらないと、来てもあんまり意味が無い」
というところまで持ってっていて
でも、かといって今以上に価格を上げるわけにもいかなくて
と考えると、実は解剖実習というコンテンツはビジネスとして考えれば
「リスクと実利が見合ってない」 というのがリアルで
僕らの解剖実習は色んな人を巻き込んで開催するので
何かしらのトラブルがあって、開催自体が飛んでしまえば
金銭的リスクをはじめ、色んなリスクは避けられないわけで
なので、そう考えると 開催側としては、実は毎回結構憂鬱
だったりするんですよね 定員まで埋まる確証がなんか無いし
定員まで埋まらずに、中途半端な人数だったとしても
色んな人を巻き込んでいるからやらな選択肢は無いし
でもそうすると赤字になるし…
と、まぁ、実際こんなもんです。ハイ
それでも、僕らが解剖実習を開催するのは
さっきの「数字ばかりを見て、使う人の気持ちを考えてない」
が正にそうで、数字的に見たら他のことに注力した方が良いんだけど
求めてる人がいることもそうだし
僕らトレーナーやセラピストにとって
「机上の空論」のような解剖学から抜け出すきっかけは
そんなに多くないから、もはや義務感とか責任とか
そういうのを背負ってやってるという感じでしょうか
ですので、そういう意味で僕らの解剖実習は
参加される方を含めた皆様に支えられているようなところがあって
ぶっちゃけ、これを営利目的が主と捉えられると
「やってくれるなら是非やって下さいよ…」
と思わず言いたくなると言いますか
まぁ、それでも実際今回で僕らの解剖実習も4回目ということで
まだたった3回、通算で60人しか連れていけてないので
まだまだ、これからも多くの人に「本物」を見せる必要があると
そんな気持ちでやってるわけですけども
ですので、これは決して会社の事業として大きく育つものじゃないんだけど
「やるべきもの」という位置づけでやっていて
でも、きっとこれをご覧頂いている方の中にも
「いつか参加したい」と思ってる人もいるだろうし
実際僕らとしても、「利益以外のメリット」つまり
人との繋がり、とかそういうところにメリットを感じているので
是非、皆さんも「数字的に考えるとイマイチなんだよな…」
と思うようなことでも、それがもしクライアントとの間に
何かを生み出すようなものであれば、是非続けた方がいいかもしれませんね
というわけで、本日はこんなところで
ではでは
ミナミ
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夜に香港に向かうわけですけども
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という商品、ご存じですか??
いや、なんでこの話題を取り上げてるかっていうと
以前から思っていたことが、今回「確信」に変わりまして
この商品、どうやら世界中に愛用者がいるなと
そもそもメガネをかけてない人だと
使ったことすらないかもしれないんですけど
周りを見てみると、これ、結構使ってる人多いんですよね
日本で僕の身近で言うと
例えば、BALで栄養学の講義をしてくれている
野田貴志なんかも、この商品の愛用者で
事あるごとに「メガネクリーナーふきふき」で眼鏡を拭いてるイメージが
僕にはありますけども
僕なんかも眼鏡はもはや身体の一部じゃないかというくらいに
アイウェアの類をかけずに外に出ることはまずない
という、もはや裸で外に出るくらいのレベルなんですけども
実際、僕も日々色んな媒体で発信してますけども
僕の眼鏡を取った顔を見たことがあるという人は
ほとんどいないんじゃないかな(どうでもいい)
で、昨日も飲んでる時に
「ミナミくん、これあげるよ」
と、大量に「メガネクリーナーふきふき」をもらいまして
「そんなに汚れてるように見えるのかしら…?」
と思うほど、僕はこれをよくもらうんですけど
あまりにも世界中どこにいてももらうので
「ねえ、これわざわざ日本から取り寄せてるんですか?」
と聞いたところ
「いや、普通にスーパーに売ってるよ」
「大体アジア圏だとどこでも買えると思う」
ってゆう
え、そうなの??って思いません??
僕も海外で「メガネクリーナーふきふき」を探したことが無かったので
今まで気付かなかったんですけども
こんなに多くの国で需要があるもんなんだと素直に驚いて調べたところ
これが、結構面白かった
というか、深かった
という話を本日は一つ
僕が実は密かにベンチマークというか、参考にしている会社が
「小林製薬」っていう、多くの方がご存じでしょうけども
例えば、「アンメルツ」とか「アイボン」とか「トイレのサワデー」とか
有名な商品はごまんとありますけども
僕はこの会社の「あったらいいなを形にする」という考え方を
普段から非常に参考にさせてもらっていて
BALが出してきている商品っていうのはある意味で
僕が「こうゆう分野の学習コンテンツがあればいいのに」
と思ったものを、一つずつコンテンツ化してるところがありまして
「運動指導者のための神経学」
とか
「運動指導者のための代謝学」
とか、大体そうです
で、この「メガネクリーナーふきふき」という商品は
元々、小林製薬の現会長 小林一雅さんが
海外出張に行った際に個包装タイプのものを見つけて
それを日本に持ち帰ってきてさらに改良をして
小林製薬の商品として出したのが最初だそうなんですけど
日本に持ち帰ってきて商品化を検討した際は
実は社内では「この案件はペンディングしたい」
という結論に傾いていたみたいで
なぜなら、市場には既に液体の滴下タイプのクリーナーが存在していて
大体値段が100円くらい、しかも100回以上使える
だから一回あたりのコストが1円以下になるけども
今回の案件だと、1回30円の試算になるので
価格競争力がない、というのが大きな趣旨だったようで
これを聞いた当時の小林社長は
「何も分かっとらんなぁ~」
と、つい本音を出してしまったそうで
まず、利便性から考えたら
「これ一枚で完結する」
ということ
つまり、滴下タイプだと、液体を拭きとるティッシュや布が必要だから
その場で完結しないということで
要するに
「数字ばかりを見て、使う人の気持ちを考えてない」
ということに対して怒ったそうなんですね
この
「数字ばかりを見て、使う人の気持ちを考えてない」
っていうのは、この小林製薬に限らず
世界中どこでも発生することだと思うんですね
僕も、これは本当に注意するところなんですけども
例えば、うちの鍛冶くんが最近メルマガを送っているの
ご覧になって頂いているでしょうか??
今度4月に開催する「解剖実習」の情報を発信してるんですけど
これですね、皆さんがどう思われてるか分かりませんが
僕らの解剖実習の構成でやってると
全然リスクに見合わない、というのが実際のところで
僕がチェンマイ大学で始めたキッカケの一つは
例えば、ハワイ大学とかで解剖実習に参加しようとすると
一回で参加費だけで50万
そこに渡航費だとかホテル代を含めると結構な一財産になるじゃないですか
「いやいや、それじゃ多くの人は参加したくても参加出来ないよ」
と思ってたんですけど
これが、実際に自分でやり始めて分かったことは
「一回50万円の参加費は、ビジネスとして考えたら必要」
ということだったんですね
いや、逆も然りで 価格だけの話でいえば
僕らよりも安価に設定してる団体もあって
変な話「ただ見るだけ」なら
安くしようと思えば出来るんですよね
そこに通訳だの、会議室だの、講師を日本から呼ぶ色んなコストだの、大学への色んなオーダーだの
直接的にコストがかかるもののアサインもそうだし
開催の1ヶ月前から始まる事前勉強会も
現地でのディカッションもプレゼンも
なーんにも予定しないで、本当に「ただ見るだけ」
なら、別に全然安くてやれる
けど、僕が自分で体験したきたことがこれもやっぱり元になってて
大体普通は「教授が説明されているのを、単に見るだけ」
という解剖実習が「普通」なんですよね
別にそれで良いと言われれば、どうぞどうぞ
という話で、それだとわざわざコストと時間をかけて来る意味って
そんなにないと思うんですよね
別に、今時映像とか写真ベースでリアルに見れますし
そんなわけで、僕らはこれまでの経験も踏まえた上で
色んな改善もしてきて
「ここまでやらないと、来てもあんまり意味が無い」
というところまで持ってっていて
でも、かといって今以上に価格を上げるわけにもいかなくて
と考えると、実は解剖実習というコンテンツはビジネスとして考えれば
「リスクと実利が見合ってない」 というのがリアルで
僕らの解剖実習は色んな人を巻き込んで開催するので
何かしらのトラブルがあって、開催自体が飛んでしまえば
金銭的リスクをはじめ、色んなリスクは避けられないわけで
なので、そう考えると 開催側としては、実は毎回結構憂鬱
だったりするんですよね 定員まで埋まる確証がなんか無いし
定員まで埋まらずに、中途半端な人数だったとしても
色んな人を巻き込んでいるからやらな選択肢は無いし
でもそうすると赤字になるし…
と、まぁ、実際こんなもんです。ハイ
それでも、僕らが解剖実習を開催するのは
さっきの「数字ばかりを見て、使う人の気持ちを考えてない」
が正にそうで、数字的に見たら他のことに注力した方が良いんだけど
求めてる人がいることもそうだし
僕らトレーナーやセラピストにとって
「机上の空論」のような解剖学から抜け出すきっかけは
そんなに多くないから、もはや義務感とか責任とか
そういうのを背負ってやってるという感じでしょうか
ですので、そういう意味で僕らの解剖実習は
参加される方を含めた皆様に支えられているようなところがあって
ぶっちゃけ、これを営利目的が主と捉えられると
「やってくれるなら是非やって下さいよ…」
と思わず言いたくなると言いますか
まぁ、それでも実際今回で僕らの解剖実習も4回目ということで
まだたった3回、通算で60人しか連れていけてないので
まだまだ、これからも多くの人に「本物」を見せる必要があると
そんな気持ちでやってるわけですけども
ですので、これは決して会社の事業として大きく育つものじゃないんだけど
「やるべきもの」という位置づけでやっていて
でも、きっとこれをご覧頂いている方の中にも
「いつか参加したい」と思ってる人もいるだろうし
実際僕らとしても、「利益以外のメリット」つまり
人との繋がり、とかそういうところにメリットを感じているので
是非、皆さんも「数字的に考えるとイマイチなんだよな…」
と思うようなことでも、それがもしクライアントとの間に
何かを生み出すようなものであれば、是非続けた方がいいかもしれませんね
というわけで、本日はこんなところで
ではでは
ミナミ
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