BAL株式会社|運動指導者の「次」を創る
リーダーとして悩める人へ、最適な漫画を選ぶ方法を教えましょう
2024/07/22
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こちらの文章はBAL代表のミナミが毎日送らせて頂いている
メルマガより配信したものを転載しております
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https://minami-mail.hp.peraichi.com
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こんにちは、ミナミです
さて、僕は現在今回の出張も今日で終わりということで
沖縄に戻る(とはいえ、また一週間後に東京ですが…)
羽田空港にてこちらの文章を書いてまして
このメルマガでも色んなジャンルの発信をしておりますが
自分自身では仕事ばかりしていて
無趣味のような人間だと自分で思っていたんですけど
いつもメルマガをご覧頂いている皆様からたまに意見をお聞きすると
どうやら逆に多趣味に見えるそうで
そんな中で、たまに僕がトピックとして挙げる
漫画
から一つ話を
というのも、最近皆さんにも同じことが起きてるかもしれませんけども
TikTokなんかをチラッと隙間時間に見ていると
たまに漫画が横スクロールで読める投稿をしてる人っているじゃないですか
著作権的にどうなのかという話はここでは置いておいて
最近、「ドラゴンボール」が良く僕のフィードに上がってくるんですよね
もはや懐かしい云々というよりも
スラムダンクであるとか、あの時代の少年ジャンプの漫画というのは
「殿堂入り」と言って差し支えがないと思うんですけど
ただ、今の年齢になって改めて読んでると
「なんか、やっぱり感じ方が違うなぁ」
と思ったりするもんで、それっていうのは
僕もマネジメント論的に非常に参考にしている
インテグラル理論
で説明が出来るってゆう、そうゆう話を一つ
まず、「インテグラル理論」とは何かなんですけど
「価値観は時代に合わせて変遷する」
ってゆう、リーダーが押さえておくべき法則なんですけど
この理論では、「色」で表現するんですね
■まず、意識がまだ発達していなくて、動物的生存本能だけで行動する【ベージュ】
要するに、赤ちゃんとかの段階で
■次に、見えないものを信仰する、例えば儀式とか祈りとかで部族を守る【パープル】
これは、未開の地の原住民とかがそう
で、次から現代的というか今っぽくなるんですけど
■弱肉強食。個々の強さが指標になる【レッド】
英雄とかヒーローとか、そういうやつ
■ルールとか規律とか、それに則って行動する【ブルー】
今の日本はここに重心がありますよね
■個々の自由や尊厳を認めて、成功のための行動をとる【オレンジ】
起業家なんかがそうで、アメリカの重心はここにあると言える
■他者を尊重して、融和する【グリーン】
今社会に求めらてるものですよね。SDGsだのESGだの、LGBTなんかもそうかも
ってゆう、こういう段階で人々や集団の意識は成熟していく
という理論がインテグラル理論っていうんですけど
これを漫画に当てはめると理解が非常に簡単だっていう話で
え、ここまで大丈夫ですかね??
話を続けますね
「あしたのジョー」とか「北斗の拳」は暴力による支配や勝利の時代
→レッドの段階
「ドラゴンボール」とか「セーラームーン」は世の中の秩序を維持する時代
→ブルーの段階
「ONE PIECE」とか「NARUTO」は自由に夢に向かって走る時代
→オレンジの段階
「鬼滅の刃」とか「呪術廻戦」は、相互理解や融和の時代
→グリーンの段階
と、この半世紀でもヒットした作品っていうのはこういう変遷をたどってきていて
これっていうのは、第二次世界大戦で色んなものがリセットされた後
現在までに社会の意識段階によって順番に成熟してきたものと
リンクしていると思うんですね
つまり、当時の社会背景とか意識段階とリンクした作品が
その時代のヒット作になっているってゆう
と、考えるのであれば、今を生きる僕たちが
過去の作品を見て
「なんか、やっぱり感じ方が違うなぁ」
と思うのは、至極当然のことだと思うんですね
で、冒頭に挙げたドラゴンボールですけども
もしかすると、この文章を読んでる女性の方の中には
「一度も読んだことが無い」
という方もいるかもしれませんけども
まぁ、「名作」と言われるものの一つですので
是非一度ご覧下さいませ
ですので、ここからは既にご存じの方向けに話を進めますが
ドラゴンボールっていうのは、主人公の孫悟空が
天下一武道会で優勝を目指すとか
レッドリボン軍みたいな敵役を壊滅させるとか
要するに、「勝利こそ正義」ってゆう
正に弱肉強食で表される先ほどのレッド段階に相当するわけですけども
話が進むにつれて、段々と段階が変わっていくんですね
例えば、ピッコロ大魔王とか、フリーザだとか
平和を脅かす存在を排除して地球人を守る孫悟空の姿が描かれるっていうのは
これは規律やルールが出来て、それに沿った行動をするブルーの段階
で、また今度は一見冷徹に見える人造人間というキャラたちに
「人権意識」みたいなのが生まれてきたりする
「自分は自分の道を行きたい」みたいな
結局、18号なんかはクリリンと結婚しますしね
これが、個々の自由や尊厳を認めて成功のための行動をとるオレンジ段階
で、最後魔人ブウが出てきて最終話までにグリーン段階までいくわけですけど
いや、この話っていうのは、実はインテグラル理論を語るときに
大学の授業とかでよく取り上げられる話の一つだったりするんですけども
つまり、たった1つの作品ですら、主人公の成長とともに意識段階の変遷が見て取れる好例
ということで、こういう漫画の読み方もあることを知ると
色んな漫画のキャラが今どの段階に位置していて、どういう社会背景で
どう変化していったのかを考える読み方をしていくと
また違った発見があるわけですけども
で、ドラゴンボールに限らず色んな漫画において
連載が長期化していくとよく言われることの一つに
「作風が、生ぬるくなった」
ということがあるんですけど
つまり、ドラゴンボールで言えば
バチバチに闘いまくってどうのこうのっていう話から
段々とステージが上がっていって
孫悟空と孫悟飯の親子間の葛藤だの交流だの
精神的な部分が多く描かれていくことで
読者からは「生ぬるい」と言われるようになるわけですけども
これは例えば「賭博黙示録カイジ」でもどんどん
「人間的」なエピソードが増えていったし
「こち亀」でも当初本気で無茶苦茶だったキャラが
後半になるにつれてどんどん成熟した大人になっていくしと
要するに、「シビアだった展開が生ぬるくなった」
と感じるのであれば、それはその漫画を描いている作者も
一緒に成熟した結果なんじゃないかと思うんですね
小説家とかだと、子供が生まれるのをキッカケに
作風が変わるみたいなのはよく聞く話ですけども
で、結局この話で何が言いたいのかっていうと
今、自分の会社であるとか、所属している組織において
自分がリーダーとして活動してる人も多いと思うんですけど
その集団が置かれている状況は人々の意識段階次第で
必要なリーダーシップが変わる
ということを言いたいわけです
もうちょっと補足すると
「自分が所属してる組織や環境が今、どの意識段階に属しているか」
「その結果として、今の自分に求められているリーダーシップはどれなのか」
を把握することをリーダーは求められるということで
そういう意味で、マネジメント的に漫画を活かすとすれば
まず、「自分の集団」の意識段階に合う漫画をセレクトして
次に、「自分が目指すリーダーシップ」の意識段階に合う漫画をセレクトする
ということを考えながら漫画を読むと、かなり参考になることが多いと
僕は実体験として割と本気で思っています
なので、皆さんの中にもいわゆるホワイトカラーの会社で働いた経験がある人だと
「島耕作」は一度読んでおいた方が良い
と言われたことがある人もいるかもしれませんが
これは「ブルーの段階」の典型ですので
僕も若い時によく勧められた記憶があります
と、まぁ僕の漫画好きも高じて
今回こういう話をさせて頂いるわけですけども
実は、僕自身というか、BALという組織が正に
この段階を引き上げる時期だったりもして
言ってしまえば、昔から僕の活動をご覧頂いている方は
ちょっとずつお気づきになってるかもしれませんが
以前は、僕の「個」としての活動が主で
僕自身が講師として講義をして、僕が矢面に立って
ということを前面に活動してたわけですけども
現在BALという会社は表には出てこない裏方の人間を含めると
ざっと20名ちょっとくらいの組織になっていて
ですので、最近僕だけではなくてうちの鍛冶だったり山本だったり
もしくはBAL THE NEXTの講師陣だったりと
僕以外の人物が表に出始めてるっっていうのは
正に今回話してきた次の段階に進む時だということで
ちょうどこんな話をさせて頂いたわけであります
ですので、現在募集している解剖実習なんかも
僕は今回から参加しなくなったのもそういう意図があったりするわけですけれども
今後も、BALのミッションである
「日本中の、あらゆる地域のあらゆる運動指導者に、最高の教育を」
ということを目指して、全員でそれを届けていく所存 ですので
どうぞ、今後ともよろしくお願い致しますm(__)m
と、綺麗にまとまったところで
本日もこんなところで
ではでは
ミナミ
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沖縄に戻る(とはいえ、また一週間後に東京ですが…)
羽田空港にてこちらの文章を書いてまして
このメルマガでも色んなジャンルの発信をしておりますが
自分自身では仕事ばかりしていて
無趣味のような人間だと自分で思っていたんですけど
いつもメルマガをご覧頂いている皆様からたまに意見をお聞きする
どうやら逆に多趣味に見えるそうで
そんな中で、たまに僕がトピックとして挙げる
漫画
から一つ話を
というのも、
TikTokなんかをチラッと隙間時間に見ていると
たまに漫画が横スクロールで読める投稿をしてる人っているじゃな
著作権的にどうなのかという話はここでは置いておいて
最近、「ドラゴンボール」が良く僕のフィードに上がってくるんで
もはや懐かしい云々というよりも
スラムダンクであるとか、
「殿堂入り」と言って差し支えがないと思うんですけど
ただ、今の年齢になって改めて読んでると
「なんか、やっぱり感じ方が違うなぁ」
と思ったりするもんで、それっていうのは
僕もマネジメント論的に非常に参考にしている
インテグラル理論
で説明が出来るってゆう、そうゆう話を一つ
まず、「インテグラル理論」とは何かなんですけど
「価値観は時代に合わせて変遷する」
ってゆう、リーダーが押さえておくべき法則なんですけど
この理論では、「色」で表現するんですね
■まず、意識がまだ発達していなくて、
要するに、赤ちゃんとかの段階で
■次に、見えないものを信仰する、
これは、未開の地の原住民とかがそう
で、次から現代的というか今っぽくなるんですけど
■弱肉強食。個々の強さが指標になる【レッド】
英雄とかヒーローとか、そういうやつ
■ルールとか規律とか、それに則って行動する【ブルー】
今の日本はここに重心がありますよね
■個々の自由や尊厳を認めて、成功のための行動をとる【
起業家なんかがそうで、アメリカの重心はここにあると言える
■他者を尊重して、融和する【グリーン】
今社会に求めらてるものですよね。SDGsだのESGだの、
ってゆう、こういう段階で人々や集団の意識は成熟していく
という理論がインテグラル理論っていうんですけど
これを漫画に当てはめると理解が非常に簡単だっていう話で
え、ここまで大丈夫ですかね??
話を続けますね
「あしたのジョー」とか「北斗の拳」は暴力による支配や勝利の時
→レッドの段階
「ドラゴンボール」とか「セーラームーン」は世の中の秩序を維持
→ブルーの段階
「ONE PIECE」とか「NARUTO」は自由に夢に向かって走る時代
→オレンジの段階
「鬼滅の刃」とか「呪術廻戦」は、相互理解や融和の時代
→グリーンの段階
と、
これっていうのは、
現在までに社会の意識段階によって順番に成熟してきたものと
リンクしていると思うんですね
つまり、当時の社会背景とか意識段階とリンクした作品が
その時代のヒット作になっているってゆう
と、考えるのであれば、今を生きる僕たちが
過去の作品を見て
「なんか、やっぱり感じ方が違うなぁ」
と思うのは、至極当然のことだと思うんですね
で、冒頭に挙げたドラゴンボールですけども
もしかすると、この文章を読んでる女性の方の中には
「一度も読んだことが無い」
という方もいるかもしれませんけども
まぁ、「名作」と言われるものの一つですので
是非一度ご覧下さいませ
ですので、ここからは既にご存じの方向けに話を進めますが
ドラゴンボールっていうのは、主人公の孫悟空が
天下一武道会で優勝を目指すとか
レッドリボン軍みたいな敵役を壊滅させるとか
要するに、「勝利こそ正義」ってゆう
正に弱肉強食で表される先ほどのレッド段階に相当するわけですけ
話が進むにつれて、段々と段階が変わっていくんですね
例えば、ピッコロ大魔王とか、フリーザだとか
平和を脅かす存在を排除して地球人を守る孫悟空の姿が描かれるっ
これは規律やルールが出来て、それに沿った行動をするブルーの段
で、また今度は一見冷徹に見える人造人間というキャラたちに
「人権意識」みたいなのが生まれてきたりする
「自分は自分の道を行きたい」みたいな
結局、18号なんかはクリリンと結婚しますしね
これが、個々の自由や尊厳を認めて成功のための行動をとるオレン
で、最後魔人ブウが出てきて最終話までにグリーン段階までいくわ
いや、この話っていうのは、実はインテグラル理論を語るときに
大学の授業とかでよく取り上げられる話の一つだったりするんです
つまり、たった1つの作品ですら、
ということで、こういう漫画の読み方もあることを知ると
色んな漫画のキャラが今どの段階に位置していて、
どう変化していったのかを考える読み方をしていくと
また違った発見があるわけですけども
で、ドラゴンボールに限らず色んな漫画において
連載が長期化していくとよく言われることの一つに
「作風が、生ぬるくなった」
ということがあるんですけど
つまり、ドラゴンボールで言えば
バチバチに闘いまくってどうのこうのっていう話から
段々とステージが上がっていって
孫悟空と孫悟飯の親子間の葛藤だの交流だの
精神的な部分が多く描かれていくことで
読者からは「生ぬるい」と言われるようになるわけですけども
これは例えば「賭博黙示録カイジ」でもどんどん
「人間的」なエピソードが増えていったし
「こち亀」でも当初本気で無茶苦茶だったキャラが
後半になるにつれてどんどん成熟した大人になっていくしと
要するに、「シビアだった展開が生ぬるくなった」
と感じるのであれば、それはその漫画を描いている作者も
一緒に成熟した結果なんじゃないかと思うんですね
小説家とかだと、子供が生まれるのをキッカケに
作風が変わるみたいなのはよく聞く話ですけども
で、結局この話で何が言いたいのかっていうと
今、自分の会社であるとか、所属している組織において
自分がリーダーとして活動してる人も多いと思うんですけど
その集団が置かれている状況は人々の意識段階次第で
必要なリーダーシップが変わる
ということを言いたいわけです
もうちょっと補足すると
「自分が所属してる組織や環境が今、
「その結果として、
を把握することをリーダーは求められるということで
そういう意味で、マネジメント的に漫画を活かすとすれば
まず、「自分の集団」の意識段階に合う漫画をセレクトして
次に、「自分が目指すリーダーシップ」
ということを考えながら漫画を読むと、
僕は実体験として割と本気で思っています
なので、
「島耕作」は一度読んでおいた方が良い
と言われたことがある人もいるかもしれませんが
これは「ブルーの段階」の典型ですので
僕も若い時によく勧められた記憶があります
と、まぁ僕の漫画好きも高じて
今回こういう話をさせて頂いるわけですけども
実は、僕自身というか、BALという組織が正に
この段階を引き上げる時期だったりもして
言ってしまえば、昔から僕の活動をご覧頂いている方は
ちょっとずつお気づきになってるかもしれませんが
以前は、僕の「個」としての活動が主で
僕自身が講師として講義をして、僕が矢面に立って
ということを前面に活動してたわけですけども
現在BALという会社は表には出てこない裏方の人間を含めると
ざっと20名ちょっとくらいの組織になっていて
ですので、最近僕だけではなくてうちの鍛冶だったり山本だったり
もしくはBAL THE NEXTの講師陣だったりと
僕以外の人物が表に出始めてるっっていうのは
正に今回話してきた次の段階に進む時だということで
ちょうどこんな話をさせて頂いたわけであります
ですので、現在募集している解剖実習なんかも
僕は今回から参加しなくなったのもそういう意図があったりするわ
今後も、BALのミッションである
「日本中の、あらゆる地域のあらゆる運動指導者に、
ということを目指して、全員でそれを届けていく所存
どうぞ、今後ともよろしくお願い致しますm(__)m
と、綺麗にまとまったところで
本日もこんなところで
ではでは
ミナミ
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