BAL株式会社|運動指導者の「次」を創る
ジョジョと解剖学の圧倒的な違い
2024/09/25
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こちらの文章はBAL代表のミナミが毎日送らせて頂いている
メルマガより配信したもの(2024年4月29日)を転載しております
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というわけで、今日も今日とてつらつら書いて行こうと思うんですけども
まだご購入頂いていない方でも冒頭の動画をご覧頂くと
「なんか、この先生はいつもと雰囲気が違うな」
と思われた方もいると思うんですね
実はそれは僕も初めて井上先生に出会った時に抱いた感情で
解剖やバイメカを重視してるのはもちろんそうなんだけど
なんか、これまでの先生とはまたちょっと違うな…
という想いを抱いていたんですけど
その理由がたまたま今日全然違う観点からピンと来た気がしたんですね
で、それが何かっていうと「ジョジョの奇妙な冒険」っていう漫画、ご存じでしょうか??
読んだことは無くても存在自体は知ってると言う方も多いかもしれませんが
実は既に第9部にまで話が及んでいて、タイトルを「JOJO Lands」というんですけど
名作と言われる第三部や第四部を知っていても
現在の第九部までまだ追いかけている人がこのメルマガをご覧の方の中に
一体どれくらいいるのかってゆう
僕はほら、以前からメルマガでも書いている通り
生粋の漫画好きですので、もちろんチェック済みなんですけど
で、今日たまたま「そういえば新刊ってもう出てんのかな…」
と思って調べてたら、今月の18日に既に販売されていると
あとで読もーっつってkindle版を密かにポチってたわけですけども
実は僕、小学生の時に初めて兄がジョジョを勧めてきた時は
なんか「絵」が嫌だったんですよね。そういうのあるじゃないですか
で、それが逆に今となっては絵も込みで好きなんですけども
まぁでも、考えて見れば荒木先生(著者)も作中でも
ミケランジェロを引用していて、いわゆる「ジョジョ立ち」は
ミケランジェロから着想を得てるとも言われるわけですから
ある意味では、それだけアート性の強いところから引用していれば
好きになるのもそれなりの理由があるんじゃないかと思ったりするわけですが
で、ミケランジェロといえば、解剖学で言うと、というと変な感じですけども
もしその文脈で言えば「美術解剖学」では有名だったりするんですけど、ご存じですかね
別にこれもミケランジェロだけじゃなくて、ダヴィンチやロダンと
多くの芸術家が「解剖」をテーマとした作品を残してるわけですけども
よくよく考えたら、僕も昔美術解剖は自分が絵を描くわけじゃないけど
参考にしていた時期があったなぁなんて思ってたんですね
で、何でその時「解剖学書」じゃなくて「美術解剖書」を読んでたんだっけ??
と考えてたら、突然シナプスが繋がった感と言いますか
要するにその時の僕は「人体が動いてる時の筋」が見たかったんですよね
通常、解剖書だと基本的肢位上での解剖図しか載ってないわけじゃないですか
もっと別の言い方をすると「生きてる人間の解剖」が見たかった
というと、めっちゃサイコパスみたいな言い方になるんですけど
そういえば、先月「ZERO BODYMAKE」の講義をしてくれていた斎藤文恵先生が
「あたし、死んでる細胞には興味ないんだよね」
なんて名言を残してましたけども、確かに
「生きてる人」のために「死んでる人」を研究するっていうのは
ある意味で、なんだか変な話っちゃ変な話だなぁなんて思いつつ
そういう意味では、ジョジョの作者である荒木先生も間違いなく
美術解剖を勉強されたはずで、それはあくまで
「死んだ人間」ではなく「生きてる人間の解剖」が見たかったんじゃないかな
と、漫画オタクの妄想がうずうずしてくるわけですが
そんな話をしてるとどんどん話が脱線するので話を戻すと
と、考えると、井上先生も実は同じで
「生きてる人」にフォーカスを向けて講義をしていたことが今さらになって良く分かるというか
セミナー後の講師と受講者インタビューの中で井上先生が
「解剖学を教える先生は多いけど、それを運動に活かして指導出来る人は少ない」
という話をしていたけども、そこを繋げていくためには
やっぱり現場でガンガンその得た知識を使って「答え合わせ」
をしまくった先生の話を聞く事が大事なのかもな
と思った次第でして
そういえば、去年の11月に開催した解剖実習で
参加された方の一人が持っていた解剖書が凄く良くて
「人体の骨格筋 上肢」っていう解剖書なんですけど
解剖した筋をそのまま写真でのっけてるからめっちゃ分かりやすいんですけど
で、パラパラとその時見せてもらって何が一番面白かったかって
「筋の裏面」まで載せてたんですよね
これ、凄い画期的だと思ってて、あんまり載ってるのって見たこと無いんですよね
「筋の裏面を見る」っていう、シンプルなアイデアでさえ
まだ簡単には実現できないくらい人体もまだまだ分からないところだらけなのだから
解剖学はもちろん大事だけども、現場で実際にやってみて
それが効果のある事なのかどうかの「答え合わせ」をしてみる
ってゆう「生きた人間」を相手にした勉強が
やはり成長するという意味では一番早いのかもしれませんね
そういう意味で、今回の井上先生の講義内容っていうのは
多くの人にとって考え方が一気に変わるというか
それこそ受講された方がインタビューで言ってましたけども
「考え方の考え方が分かる」
っていう、そういうことが分かる講義となっていますので
是非、多くの方に手に入れて欲しいなと思います
というわけで、本日もこんなところで
ではでは
ミナミ
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